こんにちは、あきです。
今回はビューカードの中でも特に人気のあるビックカメラSuicaカードのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
当記事はビックカメラSuicaカードを発行しようとは思っているけれど、
- 機能が多すぎて使いこなせるか不安な方
- デメリットはないのか、またあったとしてカバーできるか不安な方
に向けて書いてみました。
内容は多いですが、メリットとデメリット、そしてデメリットのカバーの仕方までしっかり解説しているので、当記事を読むことにより、
Suicaを使っている方ならビックカメラSuicaカードを発行した方がとってもお得になる
ということを理解して頂けると思います。
なので、ぜひ最後まで読んで頂きビックカメラSuicaカードの特徴を知って頂けると幸いです。
目次
ビックカメラSuicaカードの機能とメリット・デメリット一覧
最初にビックカメラSuicaカードの機能とメリット・デメリットを一覧にまとめました。
ビックカメラSuicaカードは、たくさんの機能がついており、還元率も1%と優秀そうなカードではありますが、何も考えずに使うのとメリットとデメリットを理解した上で使うのとではポイントの貯まり方に大きな違いが生じてきます。
結論としては、
ビックカメラSuicaカードはモバイルSuica専用チャージカードとして使うのがおすすめ
ということになります。
どうしてこのような結論になるのかは、これから解説するメリットとデメリットを読めば理解して頂けると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。
ビックカメラSuicaカードのメリット
まずはビックカメラSuicaカードのメリットから解説していきたいと思います。
ビックカメラSuicaカードはお得な機能がたくさん付いているカードではありますが、特におすすめと言えることは以下の6つになります。
年会費が実質無料である
メリット1つ目は年会費が実質無料であると言う点です。
ビックカメラSuicaカードの年会費は、初年度無料で2年目以降は税込524円かかります。
しかし、前年度に一度でも使っていれば翌年度は無料になります。
普段から電車を使う方であればSuicaへのチャージ、出張で新幹線を使う方であれば切符の購入をすることで簡単に年会費無料の条件を達成することができます。
仮に、公共交通機関を利用しなかったとしても、コンビニなどでお茶を1本買えば条件クリアとなります。
したがって、ビックカメラSuicaカードは誰が利用しても基本的には年会費無料のカードと言えるでしょう。
JRE POINTカード機能が付帯している
メリット2つ目はJRE POINTカード機能が付帯しているという点です。
JRE POINTカード機能が付いているおかげで、駅ビルでお買い物をする時にビックカメラSuicaカードを提示すると100円につきJRE POINTが 1 ポイントが貯まります。
カードの提示でJRE POINTが貯まるのは、首都圏および東日本にあるJRE POINT加盟店となっている以下の駅ビルです。

なお、ビックカメラSuicaカードに付帯しているJREポイントカード機能を使えるようにするためには、カード表面に記載されているJREP番号をJRE POINTサイトに登録する必要があります。
カードを発行したら忘れずに登録するようにしましょう。

Suicaにオートチャージができる
メリット3つ目がSuicaにオートチャージができるという点です。
オートチャージができると、Suicaの残高が少なくなるたびにお金をチャージする必要がなくなるので、急いでいる時などでも楽に電車を利用できるようになります。
さらに、ビックカメラSuicaカードからSuicaにチャージした場合はポイント還元率が1.5%(1000円につき15JRE POINT)になるので、現金でSuicaにチャージするより圧倒的にお得です。
そのため、Suicaにオートチャージができるカードを探している方にとってビックカメラSuicaカードはおすすめのカードとなります。
Suicaへのチャージや新幹線の切符購入時にはポイント還元率が1.5%になる
メリット4つ目はSuicaへのチャージや新幹線の切符購入時にはポイント還元率が1.5%になると言う点です。
ビックカメラSuicaカードの基本還元率は1%(1,000円に付き5 JRE POINT+5ビックポイント)なのですが、
特定の商品購入時には還元率が1.5%(1,000円に付き15 JRE POINT)となります。
購入時に還元率が1.5%となる商品は次のVIEWプラス対象商品と呼ばれるものです。
- 乗車券、定期券、回数券、特急券
- JR東日本国内ツアー料金(一部のツアーは対象外)
- Suicaへのチャージ&オートチャージ
- Suicaカード・Suica定期券
- モバイルsuica・Suicaアプリケーション(モバイルSuica定期券、モバイルSuicaグリーン券)
いずれの商品にしても一度に使う額は、比較的大きいので還元率1.5%だとたくさんJRE POINTが貯まります。
したがって、普段は別のカードを使っている方でも、VIEWプラス対象商品を買う際はビックカメラSuicaカードを利用するのがおすすめだと思います。
WEB明細を利用するとJRE POINTを年間で最大600ポイントをゲットできる
メリット5つ目はWEB明細を利用するとJRE POINTを年間で最大600ポイントをゲットできると言う点です。
ビックカメラSuicaカードの明細をWEB明細に設定しておくと毎月 50 JRE POINTをもらうことができます。
ただし、請求金額がない月はポイントがもらえないので、その点だけ注意です。
とはいえ、普段からビックカメラSuicaカードからSuicaにチャージして電車に乗ったり、買い物でSuica決済を行っていたりすれば、カードの使用がない月はほとんどなくなると思ういます
そのため、基本的には誰でも毎月50ポイント、年間にして600ポイントもらうことは可能であると言えるでしょう。
ビックカメラで最大11.5%のポイント還元が受けられる
メリット6つ目はビックカメラで最大11.5%のポイント還元が受けられるという点です。
ビックカメラで商品を購入すると、決済方法に応じてビックポイントが貯まります。
例えばビックカメラSuicaカードでお支払いすれば、それだけで10%のポイント還元を受けらます。
*ビックカメラでの利用に限り貯まるポイントはビックポイントのみになります。
しかし、それ以上にお得なのがビックカメラSuicaカードからチャージしたSuicaで決済するという方法です。
なぜなら、
- ビックカメラSuicaカードからSuicaへのチャージで1.5%のポイント還元(JRE POINT)
- ビックカメラはSuicaやnanaco、楽天Edyなどの電子マネーで決済をすると10%のポイント還元(ビックポイント)
を受けられる事を考慮すると、JRE POINTとビックポイント合わせて11.5%のポイント還元を受けられるからです。
したがって、ビックカメラでお買い物をする際はビックカメラSuicaカードからチャージされたSuicaで支払いをするのが最もたくさんポイントをゲットできる決済方法と言うことになります。
ただし、Suicaの残高の上限は2万円となっているので、実際にビックカメラでお買い物をする時は
- 2万円以下の商品を買う場合・・・ビックカメラSuicaカードからチャージされたSuicaで決済(11.5%還元)
- 2万円以上の商品を買う場合・・・ビックカメラSuicaカードで決済(10%還元)
というように決済手段を分けて使うのがおすすめです。
ビックカメラSuicaカードのデメリット
ビックカメラSuicaカードはメリットがたくさんあるのですが、デメリットもいくつかあります。
しかし、これから紹介するように他のサービスを合わせて利用することで十分カバーできるので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
ETCカードの年会費が有料である
デメリット1つ目はETCカードの年会費が有料であることです。
ビックカメラSuicaカードを申し込む際にETCカードも申し込むことができるのですが、発行手数料は無料であるものの、年会費が税込524円かかります。
この年会費はどうすることもできないので、ETCカードを無料で持ちたいのであれば次のようなETCの発行手数料&年会費が無料のクレジットカードを発行するのがおすすめです。
- エポスカード
- オリコカード
- JCB CARD W
これ以外にもまだまだありますが、上記3つはクレジットカード自体の年会費も無料なので、今回おすすめとして挙げました。
もし、ビックカメラSuicaカード以外に既にクレジットカードをお持ちでしたら、まずはそのカードでETCカードを無料で持てるか確認して頂き、発行手数料or年会費がかかるようでしたら上記3つの中からどれか1枚を発行する事をおすすめします。
1,000円単位でポイントが発生する
デメリット2つ目は1,000円単位でポイントが発生するという点です。
ビックカメラSuicaカードの還元率は1%と優秀なのですが、1,000円単位でポイントが発生するので、何も考えずに使っていると意外とポイントが貯まりません。
*ビックカメラSuicaカードは1,000円につき5 JRE POINT+5ビックポイント
1,000円単位でポイントが付くとなぜポイントが貯まりにくいと言えるのかは、同じ還元率1%でも100円ごとに1ポイント貯まる楽天カードと比較すると理解できると思います。
もし、2,000円の商品を購入した場合は、
- ビックカメラSuicaカード・・・10 JRE POINT+10ビックポイントで合計20ポイントを獲得
- 楽天カード・・・20ポイントを獲得
というように、どちらのカードでもポイント獲得数は同じです。
しかし、1,999円の商品を購入した場合は、
- ビックカメラSuicaカード・・・5 JRE POINT+5ビックポイントで合計10ポイントを獲得
- 楽天カード・・・20ポイント獲得
というように、ビックカメラSuicaカードの方が獲得できるポイントが少なくなります。
このように、ビックカメラSuicaカードは端数の999円以下に対してポイントがつかないので、還元率1%でもポイントが貯まりにくいと言えるのです。
それでも、次のような対策をとれば、この端数999円以下にポイントがつかないという弱点もある程度補うことができます。
ビックカメラSuicaカードから1,000円単位でSuicaにチャージして、そのSuicaで決済を行う。
このように、一度Suicaにチャージして、そのSuicaで決済すれば、カード払いだともらえなかったポイントもゲットすることができます。
しかも、ビックカメラSuicaカードはSuicaにチャージした場合、還元率は1%ではなく1.5%になるのでよりたくさんポイントを貯めることができるようになります。
また、Suicaにチャージしたときに獲得できるポイントはJRE POINTのみとなるので、貯まるポイントが分散するということもなくなります。
したがって、ビックカメラSuicaカードはできる限りそのまま使うのではなく、一度Suicaにチャージしてから使った方がおすすめと言えます。
なお、チャージするSuicaに関してはカードに付帯しているSuicaでも問題ではないですが、モバイルSuicaの方が個人的にはおすすめです。
その理由に関してはデメリットの4つ目を読んで頂けると理解して頂けると思います。
付帯しているSuicaに定期券をつけられない
デメリット3つ目はビックカメラSuicaカードに付帯しているSuicaには定期券をつけられないと言う点です。定期券で通勤・通学している方にとっては痛いと思われます。
しかし、以下のどちらかの方法を利用すれば大丈夫です。
- カードタイプのSuica定期券を買う
- モバイルSuicaの定期券を買う
おすすめは、モバイルSuicaの定期券です。
なぜならビックカメラSuicaカード+Suica定期券と2枚のカードを持つのが面倒だからです。
電車に乗る時はモバイルSuicaを利用した方がJRE POINTが多く貯まる
デメリット4つ目は、電車に乗るときにビックカメラSuicaカードに付帯しているSuicaよりモバイルSuicaを利用した方がJRE POINTを多く貯められるということです。
どういうことかと言うと、電車に乗る際にSuicaを利用するとJRE POINTを溜められるのですが、Suicaの種類によってポイント還元率が異なり、
- カードタイプのSuica・・・電車賃200円につき1ポイント(還元率0.5%)
- モバイルSuica・・・電車賃50円につき1ポイント(還元率2.0%)
とモバイルSuicaはビックカメラSuicaカードに付帯しているSuicaの4倍ポイントが溜まるのです。
*カードタイプのSuicaとは、記名式のSuicaやクレジットカードに付帯しているSuicaのことです。
また、何度か紹介していますが、ビックカメラSuicaカードからモバイルSuicaへチャージした際にはチャージ金額の1.5%分のJREポイントがもらえることも考慮すると、
電車を乗る際には、ビックカメラSuicaカードからチャージされたモバイルSuicaを利用した方が
- ビックカメラSuicaカードからモバイルSuicaへチャージした分の1.5%分のJREポイント
- モバイルSuicaの利用で電車賃の2.0%分のJREポイント
と合計3.5%のポイント還元を受けらるのです。
*ビックカメラSuicaカード付帯のSuicaの場合はチャージ分の1.5%+電車賃の0.5%の合計2.0%還元となります。
したがって、電車に乗る際はモバイルSuicaを使うようにしましょう。
まとめ
以上がビックカメラSuicaカードのメリットとデメリットになります。
1つ1つ丁寧に解説してきたためボリュームが多くなってしまいましたが、まとめると
ビックカメラSuicaカードはモバイルSuicaへのチャージ専用カードとして使うのがおすすめということになります。
なぜなら、
- モバイルSuicaにチャージすることにより
- 翌年度の年会費は確実に無料になる
- 基本還元率よりも高い1.5%のポイント還元を受けられる
- ビックカメラSuicaカードからチャージされたモバイルSuicaを利用することにより
- カード払いだと999円以下にポイントが付かないというデメリットを解消できる
- 電車利用時に利用額の2.0%のJRE POINTをゲットできる
- ビックカメラで11.5%のポイント還元を受けられる
というように、デメリットを消しつつメリットを最大限に利用できるからです。
そのため、SuicaにチャージするカードとしてビックカメラSuicaカードを検討している方は、ぜひ発行して使ってみてくださいね。
ビックカメラSuicaカードのお得な発行方法
ビックカメラSuicaカードを発行しようと決めた方は、公式ページから申し込むのではなくポイントサイトを経由して申し込むのがおすすめです。
なぜなら、ポイントサイト経由でカードを発行すると、
- ポイントサイトで数千円分のポイントを獲得
- ビックカメラSuicaカードの入会キャンペーンで最大8000円のポイント獲得(2020年9月30日まで)
とダブルでポイントを獲得することができるからです。
ポイントは私も使用している登録&利用が無料のモッピーがおすすめです。

上記のバナーから、モッピーにアクセスして会員登録し、
モッピーサイト内のビックカメラSuicaカードの広告ページから、公式サイトにアクセスしてカードを発行すれば、2000円分のポイントがゲットできます。

なお、モッピーで獲得できるポイント数は時期によって減ってしまうこともあるので、ビックカメラSuicaカードを発行しようと思った方は、ぜひ早めに申し込んでみてくださいね。
また、ビックカメラSuicaカード公式の入会キャンペーンでもらえる8,000ポイントの内訳は以下のようになっています。
- 2020年9月30日までの新規カード発行でJRE POINTを1,000ポイントプレゼント
- 2020年9月30日までのカード利用30,000円につきJRE POINTを1,000ポイントプレゼント(最大4,000ポイント)
- JCBブランドを選択した300名に抽選でJRE POINTを3,000ポイントプレゼント
JCBブランド選択でゲットできる3,000ポイントは抽選になりますが、残りの5,000ポイントは条件さえクリアできれば誰でもゲットすることが可能です。
したがって、入会キャンペーンを利用する際は計画的にカードを使ってポイントをゲットしましょう!
カードの機能
2年目以降…税込524円(ただし、前年度に一度でも利用すれば無料)
(税込1000円につき 5 JRE ポイント+ 5 ビッグポイント )
・Suica
・海外:自動付帯
メリット
デメリット